学習

看護師の働き方と不動産投資の相性について

柿沼 朋彦

投資目的・居住目的で不動産購入を検討中で
経験者に相談したい方は以下より

この記事では、看護師と不動産投資の相性について、私なりの見解を書いています。


ただ、一概に「看護師」といっても、近年、看護師に限らず働く場所や働き方は多様化しており、
看護師について一括りに話す事は難しいため、あくまで参考までに一読していただければ幸いです。


まず、看護師と不動産投資の相性について考える前に「そもそも不動産投資ってなんでするの?」
と思っている人も中にはいると思うので、看護師が考えるべき資産形成の必要性について書こうと思います。

①「お金の不安、将来の不安、感じた事ありますか?」

皆さんは、看護師として働いていてお金や将来の不安を感じた事はありますか?
平成29年賃金構造基本統計調査によると、看護師の平均年収は478.3万円
全職種で見ると491.2万円。全職種(女性のみ)で見ると377.8万円となっています。


看護師は「高給」というイメージを持っている方もいますが、
こうしてみると全職種平均とほぼ同じ、むしろ低いぐらいだという事がわかります。
それでも「高給」というイメージがあるのは、20代の年収が全職種の平均年収に
比べて高く、女性のみで見た時に全職種(女性)の平均年収より100万円も高い事が原因だと考えられます。


20代だと既婚の割合も少なく、給料を自分の好きなように使える、
そこまでお金のやりくりをしなくても破産の心配がないぐらいの手取りはある、
こういった現状からお金に無頓着だったり、「今が良ければ全てよし」の人が少なくありません。


実際に私もその一人でした。私は元々ネットゲームにどっぷりハマり、
学生の頃から課金をはじめ、自分で稼げるようになってからは酷い時で月に10万円課金する時もありました。
自炊もせず食事はほぼコンビニ弁当。


その頃の食費は恐らく月6~7万は行っていたと思います。3~4年前にゲームは卒業し課金はしなくなりましたが、
その分テニスやヨガ、ジムなど習い事にお金を使い、預金額はマイナスにはならないまでも「お金は溜まらない」という状況でした。


そんな中、1年前に元看護師の知人の紹介で不動産投資をされている方に出会い、看護師として定年まで働いたとしても、
退職金や年金だけでは老後のお金は足りない、自分で貯める必要があるという現実に危機感を覚え、
生活の見直しと資産形成についての勉強を始めました。

②「老後の資金はいくら必要?」

そもそも皆さんは、定年で退職したあと死ぬまでにどのぐらいのお金が必要か知っていますか?
これはむしろ「結婚するかしないか」「どこに住みたいか」「余生を何をして過ごしたいか」
といった各個人の将来のビジョンを実現するために「自分がどのぐらい欲しいか」によって変わってきます。


まずは一般的なモデルを見ていきましょう。
総務省の「家計調査(二人以上の世帯)」平成29年11月分を参考にすると、
無職世帯(セカンドライフ世帯が多く含まれる)の1カ月の平均支出は次の通りです。


支出総額   250,270円


<内訳>

      食費    66,305円
      住居    15,006円
      水道光熱  19,488円
      家具、家事 11,941円
      被服費等  7,487円
      保健医療  16,045円
      交通通信  31,824円
      教育    1,307円
      教養娯楽  24,043円
      その他   45,661円

    (主な内訳:理美容、おこづかい、交際費、嗜好品、諸雑費など)

      税金 社会保険料 11,164円



これはあくまでモデルなので、ゆとりある生活を望むのであれば、生活費25万に加えてプラス5万~10万、
その人のビジョンによってはそれ以上の額を上乗せした金額が必要になります。


実際に金融広報中央委員会が毎年実施している「家計の金融行動に関する
世論調査(平成29年)」によると、全世代(20代~70代以上)が回答する
「老後のひと月当たりの最低予想生活費」の平均額は27万円となっています。


仮に月々生活費27万円の生活を送るとすると
月々27万円×12か月=年間324万円
65歳から90歳まで生きると仮定して、老後資金は324万円×25年=8100万円かかります。


私は独身なので、二人世帯の月々の収支がイメージしづらいですが(笑)
「将来の奥さん(結婚できるかは置いといて)と金銭的にも身体的・精神的にもゆとりある余生を過ごしたい!
子供や孫に(結婚できるかは置いといて2回目)お金を残してあげたい!月々最低30万、欲を言えば40万ほしい!」と考えると・・・
月々40万円×12か月=年間480万円
65歳から90歳まで生きると仮定して、老後資金は420万円×25年=1億2000万円かかることになります。

③「老後の収入」

それでは、上で計算したお金は何で賄うのか。
老後の収入のひとつに「年金」があります。
年金はいくらもらえるのか、皆さんはご存知でしょうか?
厚生労働省によると平成29年度の年金支給額は


「国民年金が平均月額で5万5千円、厚生年金は14万7千円」
だそうです。


以下に例を記載します。

  • 国民年金(単身者)      55615円
  • 国民年金(夫婦2人分)    111230円
  • 厚生年金(男性)       166668円
  • 厚生年金(女性)       103026円
  • 厚生年金(夫)+国民年金(妻) 222283円
  • 厚生年金(夫婦共稼ぎ)    269694円



厚生労働省は、この中で「厚生年金(夫)+国民年金(妻)」をモデル世帯としています。
モデル世帯を基準として考えると、年金だけでは生活費全額を賄えない事がわかります。
月々27万円だとすると5万円足りず、私の場合は18万円も足りません(笑)


もう一つの老後の収入の代表的な物として「退職金」があります。
退職金について知っておかないといけない事は「退職金制度というものは法律で
保障されている制度ではない」という事です。
つまり職場によっては退職金制度自体がなく退職金がもらえない場合もあります。
もしもらえたとしても退職金の受け取り方や、退職金の算出方法も様々です。
また退職金は税金がかかり全額が手取りとしてもらえるわけではありません。
皆さんの職場で退職金制度があるかどうか確認するためには、職務規定を確認してください。


生活費の不足分を退職金で補うとして、最低いくらの退職金をもらったら生活費を補えるのか計算してみます。


◆月々27万円の生活の場合
月々不足分5万円×12か月×25年=1500万円
◆「ゆとりある生活」を送りたい私の場合
月々不足分18万円×12か月×25年=5400万円となります。
5400万円の退職金をもらえる事は絶対ないですね(笑)

④「看護師が考えるべき資産形成の必要性」

ここまで読み進めた皆さんの中にはこう思ってる人がいると思います。
「うちは退職金制度もあるし、定年まで働いたとして1500万円は余裕で超えると思うから、
年金と合わせて生活費は心配ない」と。


もう一度ここで自分に問いかけてみましょう。
『老後どのような生活を送りたいですか?』


「海外旅行に行きたい」


「年相応のおしゃれな洋服が着たい」


「妻と余生を楽しみたい」


「船で世界一周したい」


「豪華な家に住みたい」等、


現役で働いていた頃には実現できなかった夢があるかもしれないし、


「孫におもちゃを買ってあげたい」


「子や孫に資産を残してあげたい」


と思ってる人もいるでしょう。
そういった自分のビジョンを達成するために月々27万円で足りますか?


また、今後年金の受給額はさらに減る見込みであり、
退職金も今と同じぐらいの金額がもらえる保障はありません。
もしかしたら夜勤による生活リズムの乱れや多忙な業務により、
身体的・精神的に健康を害し定年まで働けず、そもそも老後の資金を補う程の退職金がもらえないかもしれません。
増税やインフレによる物価上昇にも対応していかなければなりません。


ここまで来たら何を言いたいかわかる方も多いと思いますが、
足りないお金は「自分で準備しなければいけない」つまり「自分で資産を形成していく必要がある」という事です。
私はここまでの内容を不動産投資をされている方から教えて頂き、将来の事を具体的にイメージしていない自分に危機感を覚えました。


私を例に、老後の資産のために年金と退職金以外でいくら貯める必要があるかシミュレーションしてみましょう。


老後の資金:1億2000万円
年金:22万円
退職金:約2500万円(仮)



自分で準備しておかないといけない金額は
1億2000万円-{(22万円×12か月×25年)+2500万円}=2900万円
2900万円を新卒22歳から65歳までの43年間で貯めるとなると、年間67万4418円、月々5万6201円貯金しなくてはいけません。
スタートする年齢が高くなればなるほど、目標の資金を貯めるための月々の貯蓄額は高くなります。
これができるできないはさておき、老後のために自分で資産を形成していかなければいけない事をご理解頂けたかと思います。

⑤「看護師と不動産投資の相性」

やっと本題です(笑)
自分で資産形成をしなくてはいけないという事が理解できた皆さんが次に考える事は
「どの手段で資産形成するか」だと思います。


まず老後の資金を貯める方法として、多くの皆さんがまず思いつく、というよりも当たり前
のようにやっている事は「月々いくらかを銀行に預ける」事だと思います。


これは資産形成の一つの手段なので、間違ってはいません。
ただ銀行の金利は普通預金で約0.001%、定期預金でも約0.01%と無いに等しく、
自分が入れた金額以上のお金を手に入れる事はできません。


先ほどの例の2900万円を貯めるために65歳までずっと月々5万ずつ貯蓄するとなると、
かなり生活の負担になると思います。


ただ、2900万円貯めるために自己資金で全額を出さなくても2900万円を手に入れられると知ったらどうでしょうか。
「何それ!」となりますよね。


その一つが「不動産投資」です。


不動産投資のメリットは、先の記事に「看護師である私が東京23区でワンルームマンション投資を始めた理由」として記載してあるので、
そちらをお読み頂けると幸いです。


今回は「看護師と不動産投資の相性」についてですが、先に結論を言ってしまうと相性は非常に良いです。


その理由は以下の2つです。

①自分が色々やる必要がない

多忙な業務、夜勤ありのシフト勤務の中で、本業以外にやらないといけない作業が出来てしまうのはとても負担です。
管理委託する事で、設備管理から家賃回収から入居者募集まで全てやってくれます。
私が不動産投資を良いなと思ったのもこれが大きいです。

②好条件で融資が受けられる

不動産を購入するにはキャッシュで払うかローンを組むかの2択になります。
看護師の収入だけで不動産をキャッシュで買える人はかなり少ないと思うので、
ほとんどがローンを組む事になるかと思いますが、
看護師資格を持っている事によって、銀行から融資を受けやすくなります。
また金利も低くなります。つまり多額な資産を手に入れるために出す自己資金の総額が、金利が安い分、安くて済みます。


今回は「資産形成の必要性」と「看護師と不動産投資の相性について」書きましたが、
今まで老後の生活をイメージしたことがない人は、まず「どんな老後を過ごしたいか」をイメージしてみましょう。老後の資金に限らず、ゴールを明確にし、逆算することで、今やるべきことが見えてきます。


この記事を読んで、是非話だけでも聞いてみたいと思った方は気軽にご相談ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
柿沼 朋彦
看護師

投資目的・居住目的で不動産購入を検討中で
経験者に相談したい方は以下より