今回は海外不動産第2弾海外不動産(投資)の視察と考察「ドバイ編」としてフィリピンに関して記載します。
フィリピンという地域と筆者なりの考察をお伝えします。
キーワードは【人口構成】と【経済発展】
-日本からフィリピンへ-
日本から飛行時間4~5時間で到着する混沌とした国、フィリピン。
6~10月頃は雨季ですが、気温は1年中25~30℃と一定しており過ごしやすい国になります。
時差も1時間しかないので、日本とのパラレルワークにも適していると思われます。
航空券だけだと往復で4万円弱ですので、結構行きやすい国だと思いませんか。
-フィリピン観光-
フィリピン観光で有名なのはセブ島です。
多島海国家なので、首都のマニラから乗り継ぎをしていく形になります。
筆者はセブには行ったことありませんので、他の観光サイトを参考にしてもらえば幸いです。
フィリピンは海が奇麗なので各種マリンスポーツが楽しめると思います。
フィリピンではカジノも楽しめます。
いろいろな地域に旅行をした筆者ですが、フィリピンでのカジノが一番ミニマムベット(最低賭金)が安かったです。
そのおかげでルールを覚える為に何度もプレイできました。
物価が上がってれば、今はもう少し高いかもしれませんが500円/1回(2017年夏)だったと思います。
-フィリピンという国と人口構成に関して-
フィリピンの面積は日本のおよそ80%で、そこに1億
近くの人が住んでいます。
平均年齢は23歳
前後で、出生率も2.9人
と素晴らしく、人口ピラミッドも非常に綺麗です。
フィリピンは総人口の8割以上がカトリック信者で構成されていて宗教上、避妊は認められておりません。
そういった理由が高い出生率につながっているようです。
人口推移予想によると2100年まで人口は順調に増えていくとのことで、今後よりいっそう人口ボーナス
が得られる国になります。
フィリピンの過去としては、スペインの統治が長かったのですが、1898年からはアメリカに統治されていました。
その為、公用語はタガログ語と英語となっており、英語が喋れる人口が多いので、海外のコールセンターが多く置かれています。
また、アメリカ経済のように自国での消費が旺盛で、内需の強い国というのも特徴です。
さらに、フィリピンは出稼ぎ労働者が多く、GDPの1割
を海外からの送金が占めている為、通貨が弱くなりにくい傾向にあります。
-不動産の所有権や売買に関して-
フィリピンでは、誰でも不動産を購入することができます。
統治してたのがアメリカなので権利という面ではしっかり保証されています。
また、海外では一般的ですが、フィリピンでも新築はプレビルド方式が一般的です。
ただ、中古も出回ってますので、中古市場もしっかりチェックしましょう。
-筆者が購入した物件-
マニラのすぐそばにマカティという発展した都市があります。
筆者はそこで、中古を1戸、プレビルドを1戸購入しました。
フィリピン国内でも融資を組めるみたいですが、金利が高かったので断念し、現金で購入。
資金効率とリスク分散の為、数人で出し合って購入しております。
フィリピンの不動産投資の注意点
-
他の海外ではどうか分かりませんが、フィリピンで賃貸するときは家具も揃えて賃貸に出すのが通常です。
費用は部屋の広さにもよりますが、27平米で60万円ほどかかりました。 - 賃借人としては外人の駐在員に貸し出すことが多いとのことで、賃借人の回転が速いようです。
しかし、フィリピン人も年収が上がってきていますので、家賃の低い物件だとゆくゆくは現地人を狙えると思ってます。 - 海外の不動産投資にはどうしても残る課題ですが、管理面は大変です。
信用のできないところだと根底から投資が崩れてしまうので、管理会社の選定には力を注ぎましょう。
-フィリピンでの不動産投資の可能性-
フィリピンはインフラ投資が遅れており、車の渋滞など頻発していますが、近年は鉄道整備などに力を入れてきています。
経済は人口の増加もあって成長しており、経済発展によりフィリピン人の年収も上がってきています。
また、今後フィリピン人の多くが30代に差し掛かると、物件購入する層が一気に増えてくるかと思います。
筆者としては、まだまだこれから伸びてくる国がフィリピンだと考察しております。