学習

老後資金に関して年金、世代構成、時間軸で考える‼

秋吉智紀

投資目的・居住目的で不動産購入を検討中で
経験者に相談したい方は以下より

老後資金に必要とされている金額は、1億円!!
今回は老後資金に関して年金と世代構成、時間軸に関して記載したいと思います。


キーワードは【老後資金】【世代構成】

ー老後資金に必要な額の計算ー

老後資金が1億円と言われている考え方と試算に関して記載します。

<考え方>

「平成28年簡易生命表」の65歳の平均余命は、男20年、女25年。
今後は、更なる医療の発展により、余命が伸びると予想できるので、生存割合が25%程度になる年数(男性は90歳、女性は95歳)を使い生活資金を計算していきます。次に生活費の計算方法ですが下記の通りになるようで、それを採用しました。

夫婦時代の生活費 現役時代の生活費×70%×夫の平均余命
妻だけの時代の生活費 現役時代の生活費×50%×夫と妻の平均余命の差

毎月の生活費は、60歳の勤労者世帯の支出38万円を基に計算します。

<試算>

夫婦時代の生活費 38万円×70%×12か月×25年 7,980万円
妻だけの時代の生活費 38万円×50 %×12か月×(30年-25年) 1,140万円

これに医療や介護費用の400万円、予備費の300万円を合わせるとおよそ1億円になります。

ー国民年金と厚生年金ー

次は収入部分に焦点を当てていきます。
平成29年度の新規裁定者の平均年金額は、老齢基礎年金(国民年金分)は6.5万円、老齢厚生年金(厚生年金分)は9.1万円となっています。

<試算>

夫が受給する公的年金総額 (老齢基礎年金+老齢厚生年金)×12カ月×25年
(6.5万円+9.1万円)×12カ月×25年=4,680万円
妻が受給する公的年金総額 老齢基礎年金×30年+遺族厚生年金×5年
6.5万円×12カ月×30年+6.8万円×12カ月×5年=2,748万円

以上から、夫90歳・妻95歳まで生存する期間に予定される収入の合計は7,428万円になります。
ということは老後資金1億円のうち、年金で7,500万円入る計算になります。

ー年代別の貯蓄額っていくら??ー

次に年代別の貯蓄額の平均値と中央値をみていきます。※あくまで貯蓄額で資産等は含まれてないです。

平均値 中央値
20代 183万円  30万円
30代 415万円 130万円
40代 614万円 300万円
50代 1124万円 408万円
60代 1765万円 740万円

平均値をみると「そんなに貯蓄していない!」という声が聞こえてきそうですが、安心して下さい。
平均値というのは数字の性格上、ごく一部の富裕層や資産家が大きく値を押し上げてしまいます。
その為、中央値を見た方が、より実態に近い数字になります。

上記をみて、中央値に近い数字でひと安心されている方も多いと思います。
しかし、多くの方は老後に向けての資金が足りないということが、この数字から見ても分かるかと思います。

ーサラリーマン年収と世代構成ー

サラリーマンであれば上記の通り年金が入ってきますので、2,500万円を貯めましょうといった話や退職金で補えるから問題ないという話になりがちです。しかし、ひとつ見落としてませんか?年金の支給額です。


試算で使用した年金の額ですが、平成29年度の新規裁定者、つまりは1950年代前半に生まれた方の計算になるのです。
団塊の世代の少し後で、バブルの頃に30代でバリバリ働いており、年功序列で順当に出世し、年収が高かった方が多いのではないでしょうか。


それに比べ、以降の団塊ジュニア世代(1970年代前半生まれで現在45歳程度)は団塊の世代に次いで、人口が多く、社会人になってから失われた20年を過ごしています。当然、出世競争も厳しく、サラリーマン年収も下がっていますので、退職後の老齢厚生年金の額は低くなってしまうでしょう。


さらに、その下の世代(現在25~40歳ごろ)は団塊ジュニアが役職で上のポストを占めていて、出世や年収という面でより厳しい状況になり、それは年金にも反映してくることと思います。


筆者が勤務していた会社でも、40代中盤に課長がひしめきあっており、課長になっても年収が700万に届かないぐらいでした。
その下の30代だとせいぜい500万ぐらいだと思います。ただ、これでもサラリーマンの平均年収ぐらいではありますが、将来的に心もとないですね。


また、年金の減額だけでなく、年金受給の開始時期も考慮しないといけません。
団塊の世代が年金を受給しだしたことにより、今後の世代は受給時期がさらに遅くなることを考えないといけません。
団塊ジュニア世代も65歳でもらえるとすれば、あと20年で年金受給になります。
そうなると、それより下の世代はより厳しくなってくるので、その分長く働くか、多く貯めておく必要があります。

ー時間軸ぬけてませんかー

上記で、世代間によって受け取れる年金額や時期が異なってくるとの推察をしました。
だからより多く貯金を現役時代にするというのも分かりますが、老後になった際に時間はたっぷりありますので、その時間を味方につけて、稼ぐことを考えた方がいいのではと思います。
老後=浪費生活と考えている人が多く、老後での時間軸が抜けてます。
老後でも稼ぐ仕組みを作っておく、稼げる人材になっていれば、収支のバランスが合い、老後の心配が減少するのではないかと思います。その為には、まずは勉強。次に実践です。


今では不動産投資だけでなく、小規模の会社をM&Aして経営者になることも可能です。
老後は不労所得、小労働所得を得られるよう、現役時代から仕組みづくりに邁進しては如何でしょうか。
時間に対してもレバレッジが効いてきますので、きっとあなたの人生を豊かにしていくと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
秋吉智紀
商社勤務

投資目的・居住目的で不動産購入を検討中で
経験者に相談したい方は以下より