前回の記事(賃貸VS持ち家‼ 勝者、賃貸だと思う理由‼)で、筆者としては賃貸を推奨しております。
今回の記事はさらに発展して、賃貸+不動産投資が最良と思う理由を記載します。
また、持ち家を持ちたくなった場合、すぐに持ち家を買うのではなく、順番が大切であるとお伝えします。
キーワードは【賃貸+不動産投資】と【購入順番】
ー機会損失と不動産投資ー
前回の記事でも記載しておりますが、賃貸に比べ、持ち家だと初期費用が莫大になります。
それにより、機会損失を招いてしまうのを危惧しています。
筆者の考えとしては、その初期費用分で投資を経験したほうがいいのではと思います。
株式、FXでもいいですし、不動産でもいいと思います。経験値こそ大事です。
なかでも不動産投資であれば、持ち家派が言う資産を形成できます。
ー賃貸+不動産投資VS持ち家ー
収支のブレイクダウンを記載します。
賃貸+不動産投資 | 家賃収入-返済金【元金の返済+金利】-管理費-修繕積立金(マンション全体)-固定資産税-修繕費 -家賃(自分の居住費) |
持ち家(マンション) | 返済金【元金の返済+金利】-管理費-修繕積立金(マンション全体)-固定資産税-修繕費 |
ややこしく見えてしまいますが、投資したことによって家賃収入が入ってきます。
家賃収入-返済金【元金の返済+金利】-管理費-修繕積立金(マンション全体)-固定資産税-修繕費
上記の部分がプラスで回っていれば、自分の居住費にあてれますし、元金返済も進み資産が増えます。
仮にマイナスであっても、その分多めに元金返済しているということなので、資産も増えます。
そう考えると持ち家と同じ状況ではないでしょうか。
ー購入順番と融資に関してー
ここで意識してもらいたいのが、購入の順番です。
仮に持ち家を購入するなら、持ち家は最後までお預けです。
住宅ローンって比較的緩いので、最後まで待ったり、不況のタイミングまで待った方がお得です。
- 持ち家を先に購入した場合:持ち家3000万+投資物件1500万×
- 不動産を先に購入した場合:投資物件1500万+持ち家3000万〇
例)Aさん 年収600万(融資枠3600~4200万 ※大体年収の6~7倍融資を組むことができます。)
持ち家も借り入れの一部にみられてしまうので、返済が進んでも融資が厳しかったりします。
投資物件で家賃収入も得ていることや持ち家への融資は社会インフラ的な要素もあるので、融資が通りやすい。
ー投資家目線ー
上記のように、購入順番を意識することにより、収益不動産も購入でき、持ち家を購入することもできます。
また、先に収益物件を購入することによって、物件の目利きであったり、投資家目線を養えます。
どうしても先に持ち家を購入してしまうと、他人にとって無駄な設備をつけてしまいがちです。
それは、自分の感情(夢のマイホーム)が乗ってしまうので、仕方がないことではあります。
費用をかけた方がいいのか、かけない方がいいのかを知ってるか知らないかでは大きな差となります。
それが、よりよい資産となるのか、そうでないのかを分ける差でもあります。
ー総括ー
賃貸VS持ち家という形で議論してきましたが、筆者の意見では賃貸です。
賃貸によって、手持ち資金を確保し、それを投資(自己投資も含め)に回していきましょう。
賃貸+不動産投資は持ち家同様に資産が残りますので、オススメです。
不動産投資で経験と資金を得てから、賃貸のみで暮らしていくのもいいですし、持ち家を購入してもいいと思います。
そのタイミングで購入する持ち家は、しっかりした資産になることでしょう。
日本中の持ち家が資産になっていたのは、昭和までぐらいです。今は多くの持ち家が負債とかしています。
そういった状況を踏まえ、賃貸で賢く住み替えていくのがよいのではないかと思います。