学習

医師がワンルームマンション投資を始める際に障害になる3つのネック

今井誠

投資目的・居住目的で不動産購入を検討中で
経験者に相談したい方は以下より

今回は「医師がワンルームマンション投資を始める際に障害になる3つのネック」について述べていきたいと思います。いずれも初めて不動産投資に手を付けるときに、僕自身が感じたことでもあります(笑)。

医師の投資に対するリテラシーの低さ

医師ははっきり言って不動産だけに限らず、投資の知識がほとんどありません。それは長い学生生活の中で学ぶ機会が少ないので、仕方ないといわざるを得ないでしょう。よって、金融商品に一体どのような種類があるのか、税金はどのような仕組みで支払われているのか、不動産投資とは一体何がメリットで何がデメリットなのか、全く知らないのが現実です。

昔から医師の世界は縦社会です。大学時代から多くの医学生が部活に所属し、部活の先輩の言うことは絶対に従い、過去問も代々引き継がれその過去問をもとに進級していく。良くも悪くもそういった仕組みになっています。筆者である私も長年部活に所属していましたし、大学時代は主将を務めていたくらいの生粋の「部活人間」だったわけです。今でも部活時代の先輩には頭が上がりませんし、尊敬しています。そういった先輩が皆不動産投資を行っているわけでもなく、なかには良いイメージをもっていない先輩もいるわけです。そういった先輩にもし仮に反対されたとしたら、その反対を押し切ってでもやった方がいいと思う人はわずかであるように思います。

しかし、これは裏を返せば不動産投資を勧めている先輩がいたとすれば、その後輩たちは皆興味を示すことでしょう。もしその勧められた物件が条件のいい物件でなかったとしてもきちんとした知識のない医師は、「先輩が良いと言っているから。」「先輩も持っているから。」という理由だけで不動産投資を行いかねないのも事実です。

医師が不動産投資に対するリテラシーが低いことは、不動産投資をはじめにくい要因になっている反面、安易に不動産投資をはじめて失敗する要因にもなっているというわけなのです。

両親の反対

これは偏見かもしれませんが、医師の両親は教育熱心なご両親が多いように思います(笑)。まあ高い学費を支払って、自分の子供を医師にしようというのですから当然なことであるようにも思います。そういった環境で育ってきた子供が社会に出たときに、自分の判断だけでは決心がつかないことも多々あるでしょう。そんな時誰を頼るか、それは当然両親、ということになるのはいたって自然な流れであるように思います。

両親の世代はバブル崩壊を経験した世代です。バブル崩壊についての知識がない方もたくさんいらっしゃると思うので、少し簡潔に説明させていただきたいと思います。高度経済成長の流れにのった日本では、政府より打ち出された超低金利政策も相まって、土地が値上がりを続けるという説がまことしやかに囁かれるようになっていました。この説を信用したものは次々とお金を借りて不動産を買い、それに応じて不動産の価格も高騰していきました。しかし、1990年に入って急速に株価が下落し、不動産向けの融資にも規制が入るようになりました。それを契機に不動産購入が困難となり、地価も下落へと転じるようになったわけです。当時1億円程度まで高騰していたワンルームマンションも1000万円程度まで下落するわけですから、多額の借金だけ手元に残り、不動産投資は大きな損害をもたらしたわけです。これが不動産投資におけるバブル崩壊の流れです。

そういった時代を経験したご両親の反対を押し切って不動産投資を行うのはなかなか難しいことでしょう。もちろん今は当時とは時代背景が全く違いますが、再びバブル崩壊のような事態は絶対に起きないとは言い切ることはできないのも事実です。最終的には選択をするのは自分ですが、ご両親との関係もありますので、あとは自分自身の性格次第ということになるでしょう。

電話での不動産投資営業によって植え付けられた悪印象

医師がワンルームマンション投資をすべき4つの理由」の記事でものべさせていただきましたが、研修医の時から不動産投資のお誘いの電話がいやというほどかかってくると思います。当ホームページの他に掲載されている記事でも言われているように、投資用ワンルームマンションにおいては東京23区圏内の物件が間違いなく適しています。電話で営業してくるような物件は地方であることも多かったり、駅からかなり離れていたりと何かと裏があることは事実です。なので、多くの物件の情報を得ることのできる環境に身を置き、かつ、条件のいい物件を見極められるようになることが重要となってくるわけです。

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今井誠
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